ゼーガの予言
もし自分が死んだ時、一緒に埋葬してもらう作品をリストアップして家族に共有している。
その作品群の中の一つに【ゼーガペイン】がある。
ゼーガペインはサンライズ製作のアニメで、2006年4月6日から同年9月28日までテレビ東京系列で毎週木曜日 18:00 – 18:30に放送されていた。
内容は、ざっくりいうとよくあるSF青春ロボットもの…に見える何か。おいおい記事にまとめようと思う。
毎年8/31になるとゼーガを思い出す。
作中、もっとも重要な日が本日、8/31だからだ。
そんなゼーガには、割と昨今の情勢を予言するような設定がある。
ここから下は壮大なネタバレを含むので、未見の方は今すぐ戻るボタンを押して本編を観て欲しい。
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これは本編の約40年前、2020年代の設定
・感染力の強いウィルスが発生
・各地で政情不安による戦争が勃発
・メタバースへの移住
上記ゆえ、人類は永遠に続く夏への扉を開くことになるが、なんとも既視感のある舞台設定(ワード)である。
また、夏が来る。
毎年8/31になるとゼーガを思い出すと書いたけど、2022 8/31は少し特別。
この画像の背景は、主人公が幼馴染と浅草にデートに行った写真。
そこにはA.D. 2022 8/31の文字が印字されている。
ちなみにこの画像はDVD、Blu-rayの映像特典Full Ver.EDのみに使われている画像で、本編では使われてない。
この写真がリアルな時間平面上で撮られたものなのか、メタバース内で撮られたものなのかは不明。
どちらにせよこの写真がちいさな「世界の終わりの日」の記録であることに変わりはない。
繰り返される夏の終わり。
その一瞬を収めた写真も、撮られた数時間後には消えてしまう。
本編未使用の本当の意味はここにあると思っている。
A.D. 2022 8/31
本日只今、写真を撮っていてふとゼーガペインを思い出したので投稿してみたのだった。
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