【魚と水遊びのコレクション】グッズがかわいい

「ところでこのTシャツを見てくれ こいつをどう思う?」

「すごく…かわいいです…」

博物館の資料っぽい絵柄の魚が描いてあるTシャツ。

ただそれだけなんだけど、なんかかわいい。

このTシャツは、WEB魚図鑑の公式ショップ『魚と水遊びのコレクション』で売っている魚譜Tシャツ。

目次

WEB魚図鑑?魚と水遊びのコレクション?…なんすかそれ?

WEB魚図鑑とは

魚を調べる時には十中八九ぶち当たるサイトそれがWEB魚図鑑

2001年にスタートした世界初の投稿型魚図鑑で、その規模は2022年6月現在、3642種 56299件に及ぶ。

釣り人、ダイバー等にはおなじみの図鑑で、僕も趣味のアクアリウムで調べ物をする際にWEB魚図鑑を知った。

運営は主に学生や研究者ボランティアで行われていて、「魚と水遊びのコレクション」の収益は、WEB魚図鑑の運営・開発にあてられているとこと。

魚と水遊びのコレクションとは

広くお魚や水中生物を知ってもらうためのオリジナルアイテムを販売するサイト。

ポップな柄だったり、古い魚図鑑から魚譜を掘り起こしたりして、Tシャツなどの身近なグッズを作成している。

主にTシャツ、マグカップ、スマホケースなどをラインナップ。

上記のTシャツは魚図鑑『ファウナヤポニカ』から精細に転写したシーボルトコレクション魚譜Tシャツ。

このTシャツで言うと【WEB魚図鑑】がレーベルで、それを売る【魚と水遊びのコレクション】がネットショップのようなイメージ。

Tシャツ

シーボルトコレクション

188年前、シーボルトがヨーロッパに持ち帰った資料から作られた魚図鑑『ファウナヤポニカ』

その図柄を採譜して作られたTシャツ。その数143種類。

写実的な描写の細かさとは裏腹に、陰影の立体感を極限まで削ぎ落としたり、質感も極力フラットに仕上げている。

そのアンバランスさが「博物館の資料っぽい絵柄」の秘密な気がする。

それが古い紙からラフな服に移っただけで、急にポップになる。

媒体変更による性質の変化が面白い。

【シーボルトコレクションについて】
今から200年ほど昔、長崎の絵師・川原慶賀という人が、来日して医学などを教えていたフォン・シーボルトの求めで、長崎周辺で獲れた魚の絵を描き始めました。

それはシーボルトが収集した標本とともにヨーロッパに渡り、1833年にオランダのライデン博物館で『日本動物誌(ファウナ・ヤポニカ)』という図鑑になりました。

これが西洋的な手法で初めて分類された日本の動物図鑑であり、日本の博物学や魚類学のルーツとなりました。

編纂したテミンクとシュレーゲルは23年の歳月を魚図鑑の作成に捧げ、現在でもマダイ(Pagrus major (Temminck & Schlegel))やシロギス(Sillago japonica Temminck & Schlegel)など、多くの身近な魚の学名にその名をとどめています。

引用元 魚と水遊びのコレクション
188年前の図鑑から、魚の図柄と学名(ラテン語)、説明文(フランス語)を抜き出して、レイアウトされている。

400dpi(ポスターとかの値が確か350dpiくらい)の昇華転写プリントで、くっきり鮮やかに魚の魅力を再現。

魚図鑑『ファウナヤポニカ』のTシャツは【魚と水遊びのコレクション】のみで販売している。

昇華転写プリントとは

昇華転写プリント=生地に直接色染めするプリント方法

フルカラー転写プリント=熱で貼り付けるプリント方法

長嶋祐成コレクション

メバル三兄弟は同じ色のメバルを並べると消えそうなレイアウトw
アクアラー?には馴染みのある淡水魚のゼブラダニオ。

石垣島在住で、WEB魚図鑑にも活発に参加している魚譜画家、長嶋祐成さんの作品によるTシャツ。

こちらも素材やプリント方法はシーボルトコレクションと同じ。

【長嶋祐成さんプロフィール】
魚譜画家。1983年大阪生まれ。京都大学総合人間学部卒。現代思想を専攻。卒業後、思想と社会の接点を模索して服飾専門学校に進学、クリエイティブを学ぶ。同卒業後はアーティストブランドに一年間勤務ののち、広告・コミュニケーションの業界へ転職。7年間ディレクターを勤める。その傍ら行なっていた画業を2016年4月からは本業とし、石垣島へ移住。UONOFU – 魚譜画家長嶋祐成ウェブサイト https://www.uonofu.com/

引用元 魚と水遊びのコレクション

夢みるマンボウシリーズ

カラフル魚群?がドット柄にも見える
ワンポイントでシンプルな主張「お魚大好き」

ぼーっとした表情がかわいいカラフルなマンボウ。

以前通っていた専門学校の先生曰く、かわいいキャラクタを作るコツは「かわいいけど、時々ふと思いっきり蹴飛ばしたくなるようなデザインがポイントだ」と仰っていた。

夢見るマンボウもそのポイントをちゃんと(?)おさえている。

完全に独断と偏見だけど、お魚玄人同士が街ですれ違ったとき「おッ?!」と思われるのは右のワンポイントのやつな気がする。

東京・阿佐ヶ谷のアパートで、このマンボウは生まれました。ひとりの若者の手で、直径2cmの小さなクラフトとして。色は黒だけだったので『ちびくろマンボウ』というのが、当時の名前でした。

引用元 魚と水遊びのコレクション

Tシャツは全てサイズ SS~5L ¥3,300(素材ポリエステル)

送料は全国一律500円(税抜) 6000円以上お買上げで送料無料

マグカップ

シーボルトコレクションの魚譜や、夢みるマンボウがプリントされたマグカップ。

シンプルは正義。

実は僕的にはこちらの方を推したいのだけれど、2022年6月現在は取扱いがないようです…

再販してください!お願いします!!

¥2,100

サイズ 直径8cm、高さ9.5cm(容量350ml)

送料は全国一律500円(税抜) 6000円以上お買上げで送料無料

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