大切なペットを亡くされた方、いらっしゃるかと思います。
筆者は魚しか飼ったことがないのですが、動物好きの友人や上司を見る限りペットロスは以外に尾を引くもので、写真を見る度悲しくなるらしく、相当堪えるそう。
また、子供であるほどペットの目線に近く、友達として接するのでペットロスの反動は大きいらしい。
生前の写真一枚から3Dデータを制作し、オーダーメイドのオリジナルペットフィギュアを作成するサービスが存在することをご存知だろうか?
写真だと鮮明すぎて泣けてくるけど、フィギュアだとサイズ感の違いによって感傷の度合いが多少緩和されるとのこと。
そんなオーダーメイド・ペットフィギュア作成に特化したサイトが【3D PETSHOP】だ。
結論の前に…元同業者だからこそ分かること
実は筆者、以前3Dプリンターを扱う会社に勤めていて、プロジェクトの一つに今回取り上げるようなペットモデル制作があった。
サービス内容は【3D PETSHOP】と全く一緒でオーダーメイドのオリジナル・フィギュアを作成するサービス。
それを利用したお客さんの購入動機の多くが「写真は情報量が多すぎてつらい。自然な形でデフォルメされたフィギュアがちょうどいい」と言うもの。
ただ、サービス内容は一緒でも当時とは技術が違う。
間違いなく言えることは当時の僕の会社と比べて【3D PETSHOP】はクオリティは上がって、値段は安くなっていると言うこと。
その値段は下記となっている。
- Sサイズ(長辺 6〜7cm) 55,000円 (税込)
- Mサイズ(長辺 9〜10cm) 77,000円 (税込)
- Lサイズ(長辺 12〜13cm) 110,000円(税込)
※「フルカラー樹脂」を素材とし、3Dプリンターで製造します。
高いと感じただろうか?
確かにただのフィギュアとして見ると高いように見える(数年前はこの値段より1~2割ほど高かった)
ただ、このフィギュアはあなたのペットの斑柄の形まで再現した世界に一つだけしか存在しないオーダーメイドの一点もの。
あなた以外に需要はなく、作ったデータは再利用できない。
一点ものの再現だけに、デザイナーはヘタな保険の勧誘よりよっぽど親身に話を聞いてくれますよ。
結論
- 業界トップクラスの技術力
- 3Dデータ修正回数無制限
- 最新素材の採用
業界トップクラスの技術力
お預かりしたペットの写真を見ながら、1点1点、人(デザイナー)の手で3Dデータを制作します。
複数の写真をお送りいただけば細部を再現しやすくなりますが、写真1枚からでも制作可能。経験豊富なデザイナーがお客様のご希望を丁寧にお伺いし3Dデータを完成させます。
写真を見ながら3Dデータを制作する場合、完成品のクオリティはデザイナーの技術力に大きく左右される。
【3D PETSHOP】のデザイナーは全員3D制作を極めた日本人。
3Dの造形師は「スカルプター」と呼ばれていて、日本のスカルプターは間違いなくトップクラス。
昨今中国も技術力が上がってきているけど、それは量産に限った話。
デザイナーがお客様のご希望を丁寧に伺い3Dデータを完成させるオーダーメイド形式になると、とてもこの値段では収まらない。
要望とテストケースのすり合わせが無限に続くから、経費がかさむばかりでラリーの応酬が終わらない。
日本人デザイナーが作成の舵取りをする一番のメリットは、お客さんの要望の先にある懸念点を事前に丁寧に取り除ける点にある。
3Dデータ修正回数無制限
製造の前には、必ずお客様に制作した3Dデータをご確認いただきます。
気になる点があれば回数に制限なくデータを修正可能です。
3Dデータ修正回数無制限はちょっと意味がわからないレベルの神対応。
僕の会社でも当然修正回数に上限はあったし、追加で修正となると別料金が発生していた。
これは恐らく技術云々の話ではなく、お客さんにヒアリングする際の配慮の細かさだと思う。
そうでなければラリーの応酬が終わらない。
最新素材の採用
弊社では、2019年8月1日よりフィギュアの素材を石膏から「フルカラー樹脂」に変更しました。石膏より細かい造形/色表現が可能となり、より壊れにくくなりました。
僕の会社も出力は石膏を使っていた。
3Dプリンターで着色できる素材といえば石膏が一般的だったけど、高精細な造形/色表現でまさか樹脂が石膏を上回るとは…
PRの通り、壊れにくいのが最大のメリット。
あと石膏よりも軽い(サイズが小さいのであまり気にならないが)
まとめ
すごい速さで世代交代が進んでいて、もはや積層面がわからないほど高精細な出力が可能な3Dプリンターが登場し、3Dソフトも完全無料の「blender」が登場してブレイクスルーを起こしている。
ただ、写真に映った被写体がそのままミニチュアになるような、老若男女誰でも使える「夢の道具」が登場するのはまだ先の話。
現代ではまだ職人の技術が必要です。
自慢のペットの話をヒアリングしてもらいつつ、職人と二人三脚でペットとの思い出をゆっくり形作っていけるのは、逆に贅沢なことなのかもしれない。
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