超レトロな喫茶店「カフェやまびと」に行った話

特に目的地もない放浪、よく行きますよね。

気づいたらだいたい山の中を車が走ってる…あるあるだと思うけど、そんな辺境の田舎で唐突にお店にエンカウントすることがまれによくある。

そういうお店を勝手に「辺境ドライブイン」って呼んでいて、無条件で入店しちゃう呪いをかけられている…

古そうな新しいお店

先日137号線を走っていると、見慣れた道に見慣れぬ「営業中」ののぼりが立っていた。

もともと自販機ポイントとして認識していた場所だったけど、なんと喫茶店「カフェやまびと」ができていた。

外観が素晴らしくレトロ。ただのぼりが無かったら初見で喫茶店だと見抜けないw

写真を撮っていたら、お店の人が声をかけてくれた。

なんでも自分たちで物件をリノベして、昨年11月に「カフェやまびと」の営業を開始されたらしい。

実家のような安心感

僕の他にも何組かお客さんがいて、みんなパンを注文していたので、コーヒーとあんパンを注文。

あんパンは塩バターが効いた生地にたっぷりの餡。

単品でも美味しいし、コーヒーにめちゃくちゃ合う。

そして写真を撮り忘れるという失態…

お土産に買えばよかったと家に帰って後悔。

名物の天拝みそもあった。

パンの写真を撮り忘れたと嘆いていたら、スープをご馳走していただいた。

ベーコンスープ。

自家製の燻製ベーコンからしっかりダシが出ていて、ちょうどいい塩味。

上に乗っているのはフライドオニオン。スープの中にも玉ねぎが入っていて、山で採れたものとのこと。

美味しかったです！ごちそうさまでした！

ご主人がすごい人だった

お店のそこかしこにアウトドア用品があり、頻繁にアウトドアな催しを開催しているらしい。

そもそもご主人がすごい方で、アマゾン川の単独いかだ下り、アラスカやキリマンジャロ、ヨーロッパ、ニュージーランドなどの単独登頂をしているワールドワイドな登山家。

今年はアラスカに行く予定とのこと。

アマゾン川の主食？ナマズを調理して振る舞う企画の会議が絶賛行われていた。

カフェの他にやまびとクラブというアウトドアクラブや山人庵という民宿も運営されているらしい。すげぇ…